南陽市鳥獣被害防止計画(R2~R5)

情報

 鳥獣による被害への対応として、鳥獣被害防止特措法に基づいて現場に最も近い市町村はで鳥獣による被害の概要や被害防止に向けた計画を策定しています。南陽市においても鳥獣被害防止計画が策定されており、公表されています。

南陽市鳥獣被害防止計画について

 南陽市鳥獣被害防止計画中の気になる項目について、以下で述べていきます。

南陽市の鳥獣被害状況

 令和元年(2019年)の南陽市における鳥獣による農業被害は次のグラフの通りです。データの出典は南陽市鳥獣被害防止計画中で掲載されてるものです。ただし、表形式のものを順番を入れ替え、グラフ化してます。被害額の合計は2,030万ですが行政に報告された被害額で報告されていない被害もあるので、実際の被害額はかなり上振れしていると思います。

※カラスはクチボソガラスとクチブトガラスのことです。

取り組み

従来の取り組みと今後の取り組み方針

 従来の許可捕獲制度による有害鳥獣の捕獲と侵入防止策等の設置、接近警戒システム・受信機の活用、花火による追い払い、地域の実情に合わせた防護設備の設置が行われてきましたが、効果は十分でなく今後の取り組み方針として下記の項目が挙げられています。電気柵の普及、推進や研修会、講習会の実施や個体数調整のための有害鳥獣の捕獲推進などがあります。

対象鳥獣

捕獲の対象鳥獣

 計画の対象市町村区域内において、農林水産業に被害を与えている鳥獣で、早急に対応が必要な鳥獣になります。南陽市においては以下の11種が指定されています。

獣類鳥類
ニホンザル、イノシシ、ツキノワグマ、ニホンジカ、ハクビシン、タヌキハシボソガラス、ハシブトガラス、スズメ、ムクドリ、サギ類

許可権限移譲された鳥獣

 通常の許可捕獲において、農業被害等が出て有害駆除の許可を取るには、県に捕獲の許可を申請して、被害調査等を行ったうえで許可が出るため、時間や手間がかかります。しかしながら、鳥獣被害防止計画で許可権限移譲された場合、捕獲の許可は市町村で行えるためより迅速な対応ができるようになります。南陽市の被害防止計画では下記の6種の鳥獣が管理対象となっています。

獣類鳥類
イノシシ、ニホンジカ、ニホンザル、ハクビシン、タヌキサギ類 

捕獲等をした対象鳥獣の利活用

 計画中の文言をそのまま下記に引用します。

”現時点では、豚熱をはじめ放射能や衛生面等様々な課題があがっており、利用に必要な施設や体制の整備に要する費用を上回る効果が見込めないため困難であるが、将来的にはジビエ利活用について検討していく

 結構後ろ向きな感じですが、この鳥獣被害防止計画の前の計画ではアンダーラインの部分がなかったので、少しは前進しているのかなと思います。

その他の項目

 ここでは子細については触れませんが、この鳥獣防止計画の中では上記の項目以外に、捕獲数の目標や鳥獣の被害防止に関係する組織の役割分担や人身被害が出そうな緊急事態での連絡・対処体制についても記載があります。気になる方は一度、市のホームページからご確認ください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました